私は、これまで３度転職をしています。出戻り転職も経験しています。
それだけ、転職活動に失敗をしています。
私自身、この記事で語る「後悔しない転職理由の考え方」を実践できていなかったことが原因で３度転職・出戻り転職という結果となっています。
その中でも、「前の職場のほうが良かった」と
安易な理由で、出戻り転職をしてしまったこととが大きいな失敗だったと思っております。
皆さんには、出戻り転職をしないために「後悔しない転職理由の考え方」を実践していただき、有意義な転職活動を送ってほしいと思います。
私は今まで、３度転職し出戻りも経験しました
私は、3度転職活動を行っており、その内1回は出戻り転職をした経験があります。
その出戻り転職でとても苦しい経験をしました。この経験から、私は出戻り転職はしないほうがいいと考えています。
今回重要なことは、出戻りする前に居た会社で働いている間に、次のことを思い続けてしまったことです。
こんなはずじゃなかった！転職しなければよかった...戻りたい！
冷静になって、この状況を解釈すると次のように思います。
- 出戻りする前に居た会社を辞めなければよかったのに
- 辞めてからも出戻りする前に居た会社に未練タラタラ...
実際に私がそうでしたが、上記のように思ってしまうと、早期退職の原因になります。
じゃあ、どうしたらよかったんだ…
それは、出戻りする前に居た会社を辞める時に「後悔しない転職理由の考え方」が実践できていなかったことが挙げられます。
今回は、私の失敗から導き出した「後悔しない転職理由の考え方」を私自身の経験も踏まえて記述していこうと思います。
後悔しない転職理由の考え方
「後悔しない転職理由」が考えられていた場合、出戻り転職をするという選択肢はなくなります。
出戻り転職をすると、必ず失敗とは言いませんが少なからずプレッシャーや違和感は感じることになります。よって、失敗はしやすいと考えます。
出戻り転職をするということは、次のことが言えます。
- 少なからず未練があるから、出戻りしたいと思う
- いいと思っている部分があったから、現在と比較して戻りたいと感じる
- 転職時にそこまで考えていなかった
失敗を経験した身から述べると、上記のように考えるなら転職は考え直したほうがいいと思います。
このことから「後悔しない転職理由の考え方」としては、次のことを導き出しました。
- 転職理由について、現在の会社で解決する術を考える
- 現在の会社に、いいと思う部分があったら転職を考え直す
- 今の会社ではできないことが出てきたら転職を決行する
私は、これらのことを考慮せずに転職を決断して失敗してしまったため出戻り転職をしてしまいました。
私の経験談も踏まえて、解説していきます。
転職理由について、現在の会社で解決する術を考える
「転職理由について、現在の会社で会稀有する術を考える」について、解説していきます。
たとえば転職理由が、次のような内容だとします。
- 上司が嫌だから
- お客さんが嫌だから
- 現在の業務が嫌だから
上記の内容については、現在の会社でも課長～役員レベルに相談して部署の変更をしてもらうことで解消することができます。
このように、現在の転職理由として考えていることが「転職しないと実現できないことか」を再度考えてみましょう。
考えたうえで、「転職しないと無理だ！」と思ったら転職のステップに進むようにしましょう。
私の場合は、転職理由が「営業以外の異なる仕事をしたい」ということでした。
しかし、転職してから思ったことですが、転職せずとも上司に相談して異なる部署に所属すれば営業以外の仕事ができる環境がありました。
このことに転職した後、ものすごく後悔していました。
現在の会社に、いいと思う部分があったら転職を考え直す
「現在の会社に、いいと思う部分があったら転職を考え直す」について、解説していきます。
「いいと思う部分がある」に当てはまる状態は次のような状態だと思います。
「休みが多く、プライベートの時間が多く取れる会社だけど、計算したわけではないけど、もう少し給料が欲しいから転職しようかな...」
このように思っている方は、転職を考え直したほうがいいと思います。
転職先の会社では、休みが少なく・残業時間も増えたときにあなたはどう思うでしょうか？おそらく次のように思うのではないでしょうか？
「全然、プライベートの時間がない！きつい！前の会社に戻りたい…」
この時点で、「いいと思っていた部分」が「未練」となっています。未練のない転職ができていないことになります。
転職する状況として一番は「いいと思う部分が１つもない」状態が望ましいですが、このような状態の人は少ないと思います。
少なからず「いいと思う部分」はあるから、今まで現在の会社にいたのだと思います、
次の通り、いい部分を超える「悪い部分」「今の会社では実践できない部分」を考えてください。
「休みが多く、プライベートの時間が多く取れる会社だけど、この会社では、私のやりたいことがまったくできない。」
このような考えであれば、「前職に戻りたい！」と思うことはないと思います。
私の場合は、次のような状態でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現在の会社の魅力 | なんでも話せる上司がいる！ ある程度、大きい会社だから給料も保証されている！ 自宅から勤務地が1時間以内の場所にある！ |
| 転職理由 | なんとなく違うことがしたいから、転職しようかな～ |
今冷静に考えると転職前の会社は、私の環境にとってもいい会社だなと感じます。
「魅力と感じる部分」が転職失敗してからは「未練」になってしまうからこそ、「戻りたい！」という気持ちが生まれてしまって逃げ道を作ってしまっていました。
結果、早期退職し出戻り転職をしてしまったのだと思います。
今の会社ではできないことが出てきたら転職を決行する
「今の会社ではできないことが出てきたら転職を決行する」について、解説していきます。
よくある転職理由に、次のような理由があると思います。
「自分のキャリアアップを図りたい！」
このように思っている方は、転職を考え直したほうがいいと思います。
そもそも、「キャリアアップ」とは何でしょうか。その「キャリアアップ」は現在の会社ではできないのでしょうか？
まずは、その「キャリアアップ」が「現在の会社でできる/できない」を明確にしたほうがいいと思います。
「現在の会社でできる/できない」を考えたうえで、もう一度考えてみましょう。
「これから●●がしたい！でも今の会社でできる環境がない！」
このように考えることができると、「現在の会社に居ても、目標を達成することができない状態」になるので必然的に「出戻る」という選択肢がなくなると思います。
私の場合は、転職理由が「なんとなく違うことがしたいから、転職しようかな～」でした。
今考えれば、仲の良かった上司や、課長・部長クラスに相談したら
同じ会社で部署を変更して私が思う「違うこと」にチャレンジする機会を作ってもらったかもしれません。
その部分を深く考えずに転職してしまったために、「出戻りたい！」と考えてしまい逃げ道を作って早期退職する結果となってしまいました。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
転職すると、半年は慣れるまで厳しい状況が続きます。
この時に「厳しいな～前の職場に戻りたいな～」と思うか、「前に進むしかない！頑張ろう！」と思うかで、それからの状況が大きく変わってきます。
今回説明した「後悔しない転職理由の考え方」を実践できれば、後者の考えになると思います。
転職は人生の転機だと思うので、悔いのない転職活動を送ってください！！